ミニブログサイト運営の米ツイッターが5日発表した10-12月期(第4四半期)決算は2倍超の増収だった。広告収入が急増し、広告業界への売り込みが成果を上げたことを示した。ただ、費用が売り上げより速いペースで膨らみ続けているため、赤字は拡大した。 損益と売り上げが市場予想を上回ったものの、ツイッター株は時間外取引で17%余り下落している。 昨年11月に新規株式公開(IPO)を実施したツイッターはこの日、上場企業として初めて決算を発表した。 10-12月期の売上高は2億4270万ドル(約250億円)と、前年同期の1億1220万ドルから増加した。増収ペースは過去数四半期に比べてやや加速した。 純損益は5億1150万ドルの赤字(前年同期は870万ドルの赤字)、1株損益は1.41ドルの赤字(同0.07ドルの赤字)。研究開発費や販売マーケティング費の増加が響いた。 株式報酬費など特別項目計上前