5月2日(ブルームバーグ):米アップルの「iPad(アイパッド)」などタブレット端末は最も成功した家電製品の1つになった。 2010年の発売以来、アップルは2億1000万台を超えるアイパッドを販売。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の発売後4年間の約2倍のペースの売れ行きだ。こうしたタブレット人気で家電業界はデスクトップ型パソコン(PC)やノート型PCの販売減の穴埋めを図ってきたが、この市場は急速に減速しつつある。ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌5月5日号が報じている。 アップルは1−3月期のアイパッド販売が前年同期比で約17%減少したと発表。マイクロソフトはタブレット端末「サーフェス」からの収入が年末商戦の後、約40%減少したと説明。アマゾン・ドット・コムは売り上げの内訳を示していないが、調査会社ガートナーによれば、タブレット端末「キンドル」の市場シェアは高まっていないとい