総務省のまとめによると、テレビ番組の放送権など放送コンテンツの輸出額が2013年度に約138億円になり、前年度より3割増えた。番組をインターネット上で配信する権利の輸出が増えたり、円安が進んだりしたことが輸出額を押し上げたという。 総務省が地上波や衛星波のテレビ局、制作会社など179社に聞いてまとめた。輸出額には番組の放送権のほか、DVDにする権利、出演者などを入れかえてつくり直す権利、キャラクターを商品化する権利などが含まれる。 番組のジャンルではアニメが86億円で最も多く、全体の6割強を占めた。ドラマが21億円、バラエティーが18億円で続いた。