韓国サムスン電子の日本法人サムスン電子ジャパン(東京)の石井圭介専務は8日、東京都内でインタビューに応じた。日本国内でシェア1割以下と低迷するスマートフォンについて「『世界一だ』という気持ちがあった」と述べ、おごりのために販売促進活動が不十分だったと語った。23日に発売する最新端末「ギャラクシーS6」では販促を白紙から見直し、過去最大級の投資を行う方針を明らかにした。 石井専務は、ライバルの米アップルが、日本で稼いだ多くの利益をグローバル市場に投じ、サムスンと戦っていると説明。このため、サムスンにとって「日本は最重点エリア。多くの(本社)幹部が注目して、今回のデビューを見守っている」と語った。