小豆島町の小学生が一日議員となって町政を考える「小学生議会」が27日、町議会本会議場で初めてあった。池田小学校(八木さゆみ校長、204人)の6年生10人が、教室へのエアコン設置や高齢者への施策など、日ごろ気になった問題を塩田幸雄町長らに質問した。 小学生議会は議会の仕組みを知り、町政への関心を高めてもらおうと初めて開かれた。 岡田柚華さん(12)は「学童保育が受けられるのは1年から3年まで。4年からは行けないので家に帰り、家の人が帰るのを待っていた。4〜6年生も放課後を過ごせる施設があれば」と提案。 これに対し、後藤巧教育長は「基本は1年から3年までですが、4年生以上でも理由があれば通うことができます」と答えた。 岡田さんは「うまく質問できるか心配だったけど、4年生以上も通えると聞いて安心した。お母さんに伝えたい」と話していた。【秋長律子】 1月28日朝刊 【関連記事】 小豆
■老朽化目立つ 香川県小豆島町に伝わる「中山農村歌舞伎」の舞台で、国の重要有形民俗文化財に指定されている、春日神社の「中山の舞台」の茅葺(かやぶ)き屋根が老朽化し、住民の手で20年ぶりに葺き替えの準備が進められている。秋祭りで奉納される農村歌舞伎には関西からも観光客が訪れるなど、郷土芸能と一体となって脚光を浴びる舞台。その伝統を守り続けようと、住民らは一丸となって準備に取り組んでおり、早ければ春にも念願の葺き替えが完了する見通しだ。 中山の舞台は幅12・24メートル、奥行き10・15メートルの茅葺き寄せ棟造りで、四方に瓦が葺かれていることから「四方蓋造り」とも呼ばれる。 屋根は平成4年2月に24年ぶりに全面修復されたが、老朽化が著しく、全体がコケに覆われている。本来なら茅に隠れて舞台正面から見えない、「オシボコ」と呼ばれる茅を押さえる竹が露出しており、同様にオシボコが露出した舞台裏側
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く