脳死肺移植の女性死亡 法改正後初の事例 （河北新報） - Yahoo!ニュース
改正臓器移植法に基づき、提供者の意思が不明で実施された脳死移植で、９月に東北大病院（仙台市）で両肺の移植手術を受けた１０代女性が今月８日に死亡していたことが１７日、分かった。７月の改正法施行後の移植としては初の死亡例とみられるが、病院や日本臓器移植ネットワークは公表していなかった。 病院関係者によると、女性は肺動脈性肺高血圧症で、北部九州の病院で脳死判定された４０代女性から提供を受け、９月２日に両肺を移植。肺は手術直後から十分機能せずに死亡した。移植ネットには報告済みという。 東北大病院の里見進院長は「手術は基準の範囲内で、問題はなかった」と説明。死亡を公表しなかったことは「法改正前も死亡例はあったが、その都度明らかにはしていない。医療事故ではなく、公表しなかった」と述べた。 関係者によると、日本の肺移植は手術後しばらくの死亡率が６％を超え、危険性は高い。肺がうまく働かない「移植肺機
１０年がかりで友人がコラボ 故中村ハルコさん作品展 （河北新報） - Yahoo!ニュース
光と生きる活力に満ちた写真を撮影し、２００５年に４３歳で亡くなった仙台市育ちの写真家中村ハルコさんの写真展が、塩釜市東玉川町のふれあいエスプ塩釜などで開かれている。入場無料、２４日まで。 中村さんの七回忌を前に友人が実行委員会をつくり、中村さんの夫の下館和巳東北学院大教授らの協力を得て開催した。 写真集「光の音」を中心に、計４７枚をエスプや市内のビルドスペースで展示。イタリア・トスカーナ地方で撮影した少女や家族、自然のシリーズや、中村さんの第１子誕生を記録した一連の作品が並ぶ。 実行委員長で利府町の現代美術家すがわらじゅんいちさん（４６）は写真とのコラボレーション作品を制作。開発した蓄光塗装膜のスクリーンに、中村さんが撮影した月と波のスライドを映し出して美しく表現した。 すがわらさんは２０００年の県芸術選奨新人賞を中村さんと同時に受賞した際、２人展開催を約束した。「実現しないまま中
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