サッカーの元日本代表FW三浦知良(43)=横浜FC=が12日、横浜市内で、南米選手権でアルゼンチンと同組になった日本代表に対して「南米での経験が2014年ブラジルW杯への糧になる」とエールを送った。 15歳で静岡からブラジルに渡り、23歳まで現地でプレーした三浦は“南米を知り尽くした男”として後輩の代表選手にゲキを飛ばした。「南米のピッチの質は日本国内や欧州と違って苦労する。照明も暗く、独特のアウェー感がある。アルゼンチンは地元でモチベーションが上がり、観客の熱狂もすごい。そんな空気の中、W杯へのいい経験ができる」と語った。 この日は横浜市立三ツ沢小で、J1神戸在籍時の03年から続けている訪問授業『夢で逢えたら』を行った。三浦はフランスW杯が開催された98年度生まれの6年生30人に「あきらめないこと」の大切さを訴え、「彼らの目に力を感じた。限られた時間の中で続けていく」と誓った。 チ