ドジャースからフリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手(35)が、古巣・広島のラブコールを断って、ド軍残留に向けて交渉を進めていることが分かった。 日米の球界関係者によると、ド軍の提示する条件は、黒田が希望する1年契約。総額は今季年俸1543万ドル(約12億7000万円)を下回る、1200万ドル(約10億円)程度とみられる。 黒田は3年契約の最終年だった今季、すべて先発で31登板し、自己最多の11勝(13敗)を挙げて、防御率3・39。先発の柱としてメジャーの評価は高く、ロッキーズ、ヤンキースなど複数の米球団が獲得に興味を示しているが、黒田は来季も愛着のあるドジャースを最優先に考えている模様だ。 一部で日本球界復帰の情報もあり、広島はかつてのエースに対して、年俸3億円をベースとした複数年契約を用意していたが、この日までに黒田側が古巣に断りの連絡を入れた。 メジャー3年間で通算2