小田原城址(じょうし)公園(小田原市城内)で飼育されているニホンザルが、互いにじっと身を寄せ合う「猿団子」で寒さをしのいでいる。最低0・9度、最高10・1度と平年並みの気温で、太陽が見え隠れしていた24日も、4、5匹が団子を作って来場者を和ませていた。 サルは全部で12匹。市観光課の男性職員3人が面倒を見ている。刻んだジャガイモやニンジンが好物で、午後に1回与えているという。 以前はゾウの「ウメ子」やライオンでにぎわっていた城址公園も、現在飼育されている動物はサルのみで「今や天守閣とともに公園のシンボルです」と担当者。この日も12匹はサル舎内を元気に走り回り、時折団子になって一休み。それを見た男の子が「あっ、ギュッてしてる」と喜んでいた。 【関連記事】 大寒の20日、逗子のサルはひなたぼっこでお昼寝/神奈川 小田原城にサル出没、S群が市内を転々/神奈川 国内最高齢のゾウ「ウメ子
厚木市立厚木小学校の2年生150人が24日、同市元町の厚木北公民館で、かつて養蚕で栄えた地元に伝わる「だんご飾り」づくりに挑戦した。 だんご飾りは、小正月に繭玉と呼ばれる米を粉にひいて作っただんごを木に取り付け、養蚕の豊作を祈願した年中行事。同校では10年ほど前から児童がつくっている。 児童は、厚木北地区文化振興会の野田央男会長から養蚕業やだんご飾りの風習について説明を受けた。養蚕が厚木の花形産業だったことや、小正月が終わると繭の収穫をまねて、だんご飾りの枝からだんごをもぎとり、砂糖やしょうゆを加えて煮転がしで食べた風習などを聞いた。 その後、児童は2グループに分かれ、同地区婦人会のメンバー8人の指導を受けながら、だんご作りに取り組んだ。白、ピンク、緑に色づけされた米粉を丁寧に丸めていた。この日作られた約800個のだんごの一部は木の枝に付けられ、同校に飾られるという。 【関連記事】
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