◆アジア杯 ▽決勝 日本1―0オーストラリア(29日、カタール・ドーハ・カリファ競技場) 日本代表MF本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=がアジア杯優勝から一夜明けた30日、ドーハ市内で取材に応じ、自己批判を展開した。決勝のオーストラリア戦は延長戦の末、1―0で勝利し、優勝を飾ると同時にMVPの2冠を獲得。しかし、エゴを捨てて大会に臨んだ結果、チームの救世主になれなかったことを明言。チームの成長は認める一方で、個人の能力を伸ばすために、個人プレーにこだわっていく姿勢を打ち出した。 アジア杯優勝、MVPをもってしてでも、MF本田圭の心が満たされることはなかった。半そで短パンで取材に応じ、自己批判を展開。「日本代表、本田圭佑はレベルが低い。もっともっとうまくなりたいし、強いヤツに勝ちたい。世界中に認めさせたい」。チームとしても、個人としてもアジアNO1の座を手中にした選手とは思えない言葉を口