山形大は15日までに、夜行バスを利用して首都圏で就職活動する学生に対し、往復運賃の半額を補助することを正式に決めた。来年3月卒業予定の学部学生(現3年生)が対象で、期間は3月1日から4カ月間。 同大のキャンパスがある山形、米沢、鶴岡の3市から民間企業の説明会や公務員・教員を含む採用試験に参加する学生に対し支給する。1人当たり2回までで、往復の場合に限定する。 夜行バスは山形―東京間が1日5便、米沢―東京間が1便(山形発)、鶴岡―東京間が3便。往復運賃はそれぞれ7400〜1万3700円、1万910円、8400〜1万4700円となっている。21日から事前申請を受け付ける。来年以降継続するかどうかは、ことしの結果をみて判断する。予算額は約500万円の見通し。 夜行バス運賃補助などの就活支援について、結城章夫学長は15日の定例記者会見で「就職活動に王道はない。制度を活用し、身に付けた人間力を
福島県郡山市は新年度、就職を希望する市内の高校3年生がホームヘルパーの資格を取得した際、取得費用を基本的に全額助成する事業に乗り出す。高校生の就職が厳しさを増す中、人材不足とされる福祉分野への就職を促すのが狙い。市によると、一般を対象とした同様の支援事業は他の自治体でもあるが、高校生に特化するのは珍しいという。 高校3年生が民間の講座を活用し、ホームヘルパー2級の資格を得た場合、受講費用約10万円を助成する。30人程度を想定し、2011年度一般会計当初予算案に300万円を盛り込んだ。 市内の高校生の就職内定率は、昨年12月時点で68.4%と厳しい状況が続いている。09年度、個人でホームヘルパー2級を取得した市内の高校生は15人で、市は取得費用の助成で介護、医療、福祉分野への就職を後押しする考えだ。 郡山市が15日に発表した11年度一般会計予算案は、1031億9000万円で前年度当初比
進路選択について考えるキャリア教育の一環として、仙台市宮城野区の仙台三高で10日、「社会人による出前講義」が開かれ、講師を務めた同校の卒業生が現在の仕事のやりがいを語り、必要な資質をアドバイスした。 小学校教諭や海外勤務の不動産業者、航空自衛隊のパイロットら卒業生19人が協力。1、2年生640人が20〜40人に分かれ、希望する職種の先輩の話に耳を傾けた。 東京フィルハーモニー交響楽団のフルート奏者斎藤匠さん(59)は自己紹介で曲を演奏。小学校の卒業文集に書いた夢がかない「幸せな人生だった」と振り返った。 首席奏者などを務めた経験から、「首席奏者は突っ張る精神力が必要だが、2番手は目立たず主席をもり立てないといけない。さまざまな要素が必要だ」と紹介した。 刑事の仕事に20年以上携わってきた県警組織犯罪対策課の天野英克さん(50)は「犯罪被害者を助けたいという気持ちが強く、刑事を目指し
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