【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は7日、内戦状態の続くリビア情勢について、北大西洋条約機構(NATO)が「軍事面を含むすべての手段を検討している」と述べ、あらゆる可能性を排除しない方針を示した。オーストラリアのギラード首相との会談後、記者団に語った。 オバマ大統領はリビア国民に対する弾圧に強い懸念を表明。リビアの最高指導者、カダフィ大佐の側近らには「どのように前進していくのかの選択権がある」とした上で、「いかなる継続的な暴力についても責任を問われることになる」と述べ、国民への弾圧を即時停止するよう強く警告した。 また、リビアで人道支援を続ける国際機関への1500万ドル(約12億3千万円)の追加支援を発表し、米国として人道支援を強めていく姿勢を明確に示した。 【関連記事】 リビア反体制派、大佐側の空爆でラスラヌフ撤退 カダフィ夫人、金塊20トン所有? カダフィ大佐居住区「ピ
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