中国チベット自治区のバイマチリン主席(右)と会談前に握手する丹羽宇一郎駐中国大使=中国チベット自治区ラサで2011年8月18日午後(代表撮影) 【ラサ(中国チベット自治区)成沢健一】中国チベット自治区を訪問している丹羽宇一郎駐中国大使は18日、ラサで自治区政府のバイマチリン主席と会談し、民族問題を抱える自治区が取っている外国人の入境規制の改善を要請した。 大使は「経済人も自由に入れないことがある。種々の事情があると思うが、規制が長期にわたると経済発展の阻害要因になるのではないか」と指摘した。 【関連記事】 丹羽大使:「中国との信頼関係構築必要」 丹羽大使:「詳細な原因究明を」中国高速鉄道事故で 雑記帳:丹羽駐中国大使がチベット自治区訪問 丹羽・駐中国大使:初の民間出身、着任1年 中国の「ハード面優先」懸念