8月17日、米労働省が発表した7月の米卸売物価コア指数は0.4%上昇。たばこ価格が押し上げた。写真はニューヨーク。7月撮影(2011年 ロイター/Jamie Fine) [ワシントン 17日 ロイター] 米労働省が17日発表した7月の卸売物価指数(PPI)統計によると、食品・エネルギーを除くコア指数が季節調整済みの前月比で0.4%上昇した。主にたばこ価格の上昇で予想の0.2%を上回り、1月以来の上昇率となった。 食品・エネルギーを含む指数は0.2%上昇となり、0.4%低下した前月から上昇に転じた。予想は0.1%上昇だった。 上昇したものの、CIBCワールドマーケッツの首席エコノミスト、エイベリー・シェンフェルド氏は「この時点でインフレリスクについて騒ぎ立てる人はいない」との見方を示した。 コア指数を押し上げたのは2.8%上昇したたばこ製品価格。2009年3月以来の上昇率となった。この