(CNN) 反体制派デモへの武力弾圧が続く中東シリア情勢で、国連事務局は17日、シリアのアサド大統領が国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と電話会談し、軍や警察の作戦は中止したと述べた、との声明を発表した。デモ弾圧の停止とも受け止められるが、真偽は不明となっている。 国営シリア・アラブ通信は国連の声明が17日夜に発表される前、治安部隊がシリア西部のラタキア市と東部デリゾール市から撤退したと報じていた。ただ、反体制派側は同日、ラタキア市の街頭には治安部隊が依然展開していると主張していた。 アサド大統領と国連事務総長の電話会談が行われた時期は明らかでない。国連は大統領と事務総長の会談でのやりとりの詳細を声明で発表し、事務総長はアサド氏に対しシリア全土での軍による広範な人権侵害や過度の実力行使が引き続き起きているとの情報に触れ、懸念を表明した。 事務総長は会談で、反体制派が主張する軍による
イエメン・サヌア(CNN) サレハ大統領の即時退陣を求める抗議デモや戦闘が続く中東イエメン情勢で反体制派は17日、後継政権の樹立を視野にした全国規模の革命評議会の設立を発表した。 各政党、会派や在外の政治指導者らを糾合したもので、新政権をにらんだ反体制派による初の本格的な対応策となっている。 評議会結成は首都サヌアにあるサヌア大学で開かれた会議で決まった。評議会のメンバーは143人で、サレハ政権を退陣に追い込み、イエメンを唯一代表する正統組織として国際社会の認知を求める。今週後半にも会議を開催し、議長と20人から成る執行部を選出する予定。 イエメン北部のサアダ州を握り、同国政界で大きな影響力を持つイスラム教シーア派のフーシ派は革命評議会への参加を拒否したが、合流のための交渉は続いているという。革命評議会に参加する野党政治家らによると、他の政治指導者らにも評議会への結集を求め、支持基盤
(CNN) オバマ米大統領が中西部の3州をめぐる遊説に使った新車の黒塗り装甲バスが注目を集めている。 このバスは、大統領の警護に当たるシークレットサービスが4月から6月にかけてヘンフィル・ブラザーズ・コーチ(テネシー州ナッシュビル)から購入した2台のうちの1台。価格は1台110万ドル(約8400万円)で、警察車両のような閃光灯まで付いている。正副大統領や大統領夫人など警護対象者の移動に使われ、いずれ共和党の大統領候補者なども利用することになる。 シークレットサービスの車列には、オバマ大統領の就任時に装甲リムジン(大統領が乗るときは『ビースト』と呼ばれる)が加わったが、バスが登場するのは初めて。2012年の大統領選に向けて出番が増えそうだ。 シークレットサービス広報によると、これまではリースしたバスに装甲を施し、最先端の通信機器を搭載していたが、返す際にはこうした装備を取り外して元の状
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