来春のセンバツ出場校選考の重要な参考資料となる第64回秋季県高校野球大会兼第125回北信越地区大会県予選(県高野連など主催)の開会式が10日、富山市五福の県営富山野球場で開かれた。 大会に参加予定だった中央農はこの日、部員のけがによるメンバー不足のため出場を辞退した。それに伴い、参加校数は45チームとなり、11日午前10時から同球場で予定されていた第1試合は富山いずみが不戦勝、第2試合の国際大付−新川戦が午前10時試合開始に繰り上がった。それ以降の試合日程に変更はない。 開会式には、この日同球場で試合を行う4校の選手らが参加。清水好勝・県高野連会長が「3月の東日本大震災、9月の台風と大きな災害が続いている。君たちが高校野球を通じて身につけたものを発揮することが社会の大きな力になる」とあいさつ。選手を代表して高専射水の堂〓久資主将(2年)が「プレーできる感謝をかみしめ正々堂々と戦い抜くこ