10月4日、東京株式市場で日経平均は3日続落。写真は都内で先月撮影(2011年 ロイター/Issei Kato) [東京 4日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日続落した。前日の米株大幅続落を受け、東京市場も売りが先行。欧州債務問題や世界経済の先行き懸念などを背景としたリスク回避の動きからほぼ全面安となり、日経平均は一時、9月26日の取引時間中安値8359円70銭を下回り3月15日以来の安値をつける場面があった。 ただ後場には、日銀による指数連動型上場投資信託受益権(ETF)買い入れ期待や国内年金などの買い観測などで下げ渋った。 東証1部騰落数は値上がり299銘柄に対し値下がり1287銘柄、変わらずが81銘柄。東証1部の売買代金は1兆3182億円となった。 3日の米国株式市場は商いを伴って大幅続落し、S&P総合500種は約1年1カ月ぶり安値で引けた。ギリシャ情勢の悪化が欧州銀大手の経