2年連続賞金女王を決めたアン・ソンジュは「すごくうれしい。3週間くらい前から眠れなくてつらかった。多くの方に感謝したい」と話した。 昨季はツアー34試合中27試合出場、今季はここまで20試合。体調や賞金額を考えて出場試合を絞ったことが功を奏した。前年女王が東日本大震災の被災地である宮城県で行われた「ダンロップ女子オープン」に欠場したことに批判も出たが、7月は全休、10月までは連続試合出場は3試合までにし、後半の高額賞金試合に体力を温存した。 豊富な練習量も技術を支えた。横峯さくらは、「私は自分で『ここまででいいや』とやめてしまうが、アンは違う」という。アンも練習が好きなタイプではないというが「韓国にいたらこれほど練習しない。日本では友達も少ない。寂しさを埋めるために練習しているのです」と話した。 メンタル面の不安を練習量で解消するアスリート。ことしもまた日本勢の大きな壁となって立ちは