目指せ、ボール支配率10割―。川崎の風間八宏新監督(50)が24日、川崎市内のチーム練習で初指揮を執った。練習前に選手に表明した哲学は「ボールは失うモノではない」。徹底したポゼッション(ボール支配率)意識をチームに植えつけた。 練習後の会見でも、それは同じ。「ボールを取られずにサッカーをする。それを目的にやっていきたい」と明言。さらに、「攻めていれば横パスもバックパスもいらない」と超攻撃的な姿勢を浮き上がらせた。 この日の練習は2種類のボール回しにシュート練習、ミニゲーム。メニュー自体に特別なモノはないが、その指示、ルールはやはり独特。「ボールをどこで止め、どこに置くかを意識しろ」と基礎に始まり、「攻撃の時は仲間じゃなくて、敵を見ろ」「背中を取れ(相手の死角に入る)」。風間語録の数々が飛んだ。守備の指示はなく、「面白かったです。ボール取られへんから、守備も必要ないって感じですかね」とM
2000年シドニー大会以来となる決勝トーナメント進出に、希望を見いだせる組み合わせとなった。世界のサッカー界をリードしているスペインは別格としても、ホンジュラスとモロッコは十分に白星を狙っていける相手である。 それだけに初戦のスペイン戦が大きなカギを握ることになるだろう。試合前から“名前負け”し、ピッチ上でも完膚無きまでにたたきのめされて自信を喪失するのは最悪のシナリオ。第2、3戦にも影響が出てくる。 それだけに仮に敗れても気持ちを切り替える精神的な強さが求められる。後ろを振り返ることなく、勝算のある相手との対戦に集中できれば道は開ける。自分たちのサッカーに揺らがない信念を持って五輪に臨む必要があるだろう。 スペイン戦は追い風になる可能性もある。世界最高峰のチームに手応えをつかむ戦いができれば、得られる自信は計り知れない。関塚監督が常々「この世代の選手は1つのきっかけで一気に伸びる」
ドイツ・ブンデスリーガで2連覇を達成したドルトムントが、複数のチームが獲得の意思を示す日本代表MF香川真司(23)を残留させるための切り札に、異例の契約延長ボーナスを提示していることが23日、明らかになった。ドルトムント側が提示する複数年契約にサインした場合、年俸とは別に推定200万ユーロ(約2億1300万円)もの「特別報酬」が支払われる“VIP待遇”が準備された。 21日のボルシアMG戦で勝ち、ブンデス2連覇に多大な貢献を果たした香川。その慰留に、ドルトムントが“奥の手”を用意した。チーム側はすでに来年6月で3年契約満了となる司令塔に対し、年俸倍増となる約300万ユーロ(約3億2000万円)で16年夏までの契約延長の高額オファーを提示しているが、更なるVIP条件を付け加えた。 ドルトムント幹部によると、今季欧州リーグで活躍した日本人史上最多となる13得点をたたきだした香川が、この再契
前横浜M監督の木村和司氏(53)が23日、古巣に活を入れた。木村氏が理事長を務めるNPO法人「スポーツコミュニティ・シュート」は横浜市内に建設中だった総合型地域スポーツクラブ「SPORTS JUNGLE 10」をプレオープン。初蹴式ではFKを華麗に決めた木村氏は、昨季まで指揮し、現在不振を極める横浜Mについて「理想と現実が違う」などと話した。 現在、横浜Mは公式戦でJクラブで唯一白星がない。リーグ戦では、17位と降格圏に沈む。樋口靖洋監督(50)は、アーセナルのように攻め、リバプールのように守る戦術を掲げているが、意思統一ができておらず、得点4はリーグ最少だ。木村氏は「ベテランをあれだけ走らせるのは難しい」と分析した。 昨年、木村氏はリーグ戦で5位、天皇杯では4強に導いたものの12月30日に解任された。それでも“元祖ミスターマリノス”は今季、テレビで横浜Mの試合をチェックしているという
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