日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が、23日のアゼルバイジャン戦(エコパ)でMF柴崎岳(19)=鹿島=の招集を検討していることが10日までに分かった。所属クラブの鹿島に招集リスト入りしていること、柴崎の状態を問う打診があった。W杯アジア最終予選前、唯一の強化試合となる同戦で、MF遠藤保仁(32)=G大阪=のバックアップとしてテストされる可能性が高まった。 屈指のゲームメーカー・柴崎がアゼルバイジャン戦でザック・ジャパンに招集される可能性が出てきた。日本サッカー協会関係者によれば、同戦の招集を視野に入れ、鹿島関係者に特徴や状態の聞き取り調査を行い、招集の可能性がある旨を伝えたという。 柴崎はプロ1年目の昨年から、常勝軍団と呼ばれる鹿島でボランチのポジションを獲得した。広い視野と正確なパス、戦況を見極める戦術眼にもたけている。ザック・ジャパンにはアイスランド戦(2月24日)で初