亀岡市で集団登校中の小学生ら10人が軽乗用車にはねられ死傷した事故を受けて、府警が全25署管内の小学校の通学路で、走行する車の交通指導や児童の見守り活動を進めている。 府内の公・私立の計417小学校の半径1キロ以内の通学路で7日から順次実施。交通量が多い道路で優先的に指導を行い、7、8両日で通行禁止の通学路に乗り入れる車を計311件取り締まった。 また、事故翌日の4月24日から今月6日までに、延べ約3150カ所で延べ約6600人の警察官や保護者が児童の登下校の見守り活動を行い、通学路の安全確保に取り組んでいる。 亀岡市の事故では児童と保護者の計3人が死亡。4月12日に京都市東山区の祇園で起きた事故では、車を運転していた藤崎晋吾容疑者(30)を含む8人が死亡した。4月の交通事故死者数は22人(前年同月比16人増)で、過去10年間で最多となった。 活動は無期限で行うといい、府警交通事故