インターネット検索大手の米グーグルは中国国内のユーザーに対し、中国当局から検閲を受ける可能性のあるキーワードについて警告を表示する取組みを始めた。グーグルがおよそ2年ぶりに中国のインターネット規制への対抗措置に乗り出した。 グーグルは今週、同社が香港で運営する検索サイト上である新機能を発表した。この機能は中国当局による検索サービス中断を引き起こす可能性のある、政治などに関連する慎重な扱いが必要なキーワードを認識するものだ。 例えば、中国のユーザーが中国語で「にんじん」(中国の胡錦濤国家主席の名字「胡」と同じ文字が含まれる)を検索すると、黄色のドロップダウンで「中国本土で『胡』の検索を行うと、グーグルへの接続が一時的に切断される可能性があることがわかっています。この切断にグーグルは関与していません」というメッセージが表示される。 グーグルはブログ上で先月31日、中国のユーザーが同社のサ