トヨタ自動車が、12年上半期(1〜6月)の世界販売台数で2年ぶりに首位に返り咲いたことが26日、明らかになった。昨年の東日本大震災で部品調達網が寸断し、減産を余儀なくされた影響を克服し、販売の回復が鮮明になった。ただ、日本国内では今夏以降、エコカー補助金終了の反動も予想されており、年間での首位争いは激しさを増しそうだ。 トヨタによると、グループの日野自動車とダイハツ工業を含めた連結ベースの上半期の世界販売台数は前年同期比33.7%増の497万台となり、99年の統計開始以来、上半期としては最高だった。これに対し独フォルクスワーゲン(VW)グループは同8.9%増の445万台。前年首位の米ゼネラル・モーターズ(GM)も同2.9%増の467万台にとどまった。 トヨタの世界販売は、昨年の東日本大震災による在庫不足が解消されたこともあり、ハイブリッド車(HV)の「プリウス」や小型車「アクア」などを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く