阪神が金本知憲外野手(44)と来季契約を結ぶ方針であることが28日、分かった。9月5日に開かれる球団の取締役会で、球団史上初のゼネラル・マネジャー(GM)として中村勝広氏(63)の就任が正式承認されることも決定。10月5日の今季最終戦1カ月前という異例の早い時期から、来季のV奪回へ向け動き始めることになる。 阪神が鉄人との2013年契約を結ぶ方針を固めた。「本人との話し合いはこれからになるが、(球団としての)方針はある程度固まっている」と球団関係者。球団を常勝チームに変えた功労者に対しては、昨オフも現役続行などは本人の意向を尊重する方針だった。来季へ向けても同様に、金本残留を基本線とする考えだ。 この日、球団史上初めて導入するGMに、元監督の中村氏の就任が事実上決定。中村氏はこの日「細部は(球団と)詰めているところだが、受ける方向で考えている。オリックス時代にも(GMの)経験があるので