家庭のエネルギー管理機器「AiSEG(アイセグ)」を披露するパナソニックの長栄周作副社長=11日、東京都江東区(今井裕治撮影)(写真:産経新聞) パナソニックは11日、通信を使い、家庭内の家電製品の電力消費量を把握する「ホームエネルギー・マネジメントシステム」(HEMS)の要となる制御装置を、10月21日から発売すると発表した。装置と家電を通信で結び、エネルギーの使用状況を把握、テレビなどで見える化するほか、電力需給に応じて家電の出力などを自動制御できる。価格は11万2350円から。 発売するのは「AiSEG(アイセグ)」。対応する電気設備・家電は、高効率給湯器「エコキュート」と、10月に売り出す通信機能を持つエアコンとIHクッキングヒーター。今後、洗濯機や冷蔵庫などに対応を広げ、将来は、他社製品との接続も可能にする。 パナソニックはさらに、次世代電力計「スマートメーター」や電気自動車