巨人・小笠原道大内野手が5日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3億6000万減の7000万円でサインした。史上最大の減額となった。 今季は度重なる故障、不振にあえぎレギュラーシーズンは34試合の出場で打率・152、0本塁打。ポストシーズンでもまったく結果を出せず、不本意な1年になってしまった。 しかも今季が2年契約の最終年だった。小笠原は「契約してもらえるだけありがたいという気持ちで。サインして来季、頑張るという一心です」と静かな口調で話した。さらに「ゼロからのスタートという感じで。もう一度、スタートを切る」と意気込みも語った。