29日午後6時55分ごろ、東京都港区芝の都営三田線三田駅から「ホームに煙が充満している」と119番があった。警視庁三田署員が駆け付けたところ、地上の通気口で落ち葉などが燃え、くすぶっていた。間もなく火は消し止められたが、三田線は一時運行を停止。ホームや改札にいた客ら約90人が駅員の誘導で避難した。けが人はいなかった。同署はポイ捨てされたたばこが火元とみて調べている。 同署によると、煙は日比谷通り沿いの通気口で発生。たまっていた落ち葉に着火し、生じた煙が三田線の3番線と4番線のホームまで流れ込み、充満したとみられる。