全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ13年の「本屋大賞」のノミネート作品が21日発表され、冲方丁さんの「光圀伝」(角川書店)や、第148回直木三十五賞にもノミネートされた西加奈子さんの「ふくわらい」(朝日新聞出版)など11作品が選出された。 【写真特集】本屋大賞ノミネート作品一覧 本屋大賞は「売り場からベストセラーを作る」をコンセプトに創設され、今回が10回目。「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎さん、08年)や「告白」(湊かなえさん、09年)、「天地明察」(冲方丁さん、10年)、「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉さん、11年)、「舟を編む」(三浦しをんさん、12年)などが受賞し、多くのベストセラーを生み出した。「舟を編む」が俳優の松田龍平さん主演、女優の宮崎あおいさん共演で4月に映画化されるなど、12年までの大賞受賞作すべてが映像化されている。 ノミネート作は新刊書の書店で働