気象庁は4日、西日本から東日本の広い範囲で5日夜から6日にかけて大雪になる恐れがあると発表した。本州南岸を発達しながら東進する低気圧の影響で、近畿から関東の太平洋側平野部でも積雪の恐れがある。瀬戸内地方も降雪が予想される。 首都圏では6日未明から雪が降り始め、東京23区でも積雪の可能性がある。気象庁は交通機関の乱れやなだれ、路面の凍結などに注意を呼びかけている。また、日本気象協会は横浜市で最大13センチ、東京都心で8センチの積雪を記録した1月14日の雪に「匹敵する恐れがある」としている。 また、気象庁は立春の4日、九州南部・奄美地方で「春一番」が吹いたと発表した。春一番は立春から春分にかけて吹く南よりの暖かく強い風。【池田知広】