ステージであいさつの言葉を述べる麻生修希ちゃんの父・彰久さん=福岡市博多区の福岡サンパレスで2011年2月4日午後7時6分、金澤稔撮影 日本ラグビー協会A級レフェリー・麻生彰久(あそう・あきひさ)さん(36)=福岡市東区=の長男で、重い心臓病のため全国からの募金で2011年に渡米し心臓移植に成功した修希(しゅうき)ちゃん(4)が5日午後、悪性リンパ腫のため大阪府吹田市の大阪大医学部付属病院で亡くなった。麻生さんは「非常に残念です。皆さまのご支援のおかげで延命でき、楽しい時間をいただくことができました」と、支援者を通じコメントした。 【もう一つの感動劇と話題になった】2年前の高校ラグビー決勝で両校主将から募金箱を渡され涙をこらえる麻生レフェリー ◇「支援で延命」…父、感謝 修希ちゃんは出生前に心臓疾患が見つかり、生後4日と同7カ月の時に手術を受けた。しかし心機能が低下する「拡張型心筋症」