「ドル旅」反響上々 横須賀基地周辺の店巡り、支払いで海外旅行気分/神奈川 カナロコ by 神奈川新聞 7月12日(金)8時0分配信 アメリカ文化の雰囲気が漂う横須賀市の米海軍横須賀基地周辺の店で、米ドル紙幣を使って買い物や飲食を楽しめる初企画「夏の横須賀ドル旅まつり」が上々の滑り出しだ。1日から2カ月間の日程で始まったが、市外からもドル紙幣を手にした観光客が訪れるなど、早くも反響を呼んでいる。 市と横須賀集客促進実行委員会が「観光客を呼び込むきっかけづくり」として発案。海外旅行で持ち帰り、自宅に眠ったままのドル紙幣を有効に使ってもらう狙いだ。 基地前のどぶ板通りで「ヨコスカネイビーバーガー」を売りにする飲食店「TSUNAMI」では、開始6日間で約300ドルの外貨を稼いだ。飯田茂社長は「まだ始まったばかりだから効果は分からないけれど、毎日、レジの中に何枚かドル紙幣が交じっている」と話す。