漫画家やなせたかしさんの死去を受け、同シリーズを発行している株式会社フレーベル館らが主催した会見が、都内で行われた。 同社専務取締役の鈴木晴夫氏は、やなせさんがぼうこうがんを患い、肝臓に転移している状態だったことを明かした。 「一昨年くらいにぼうこうがんになられて、そこから、がんの進行があったと。それが肝臓のほうに移転して、最終的に心不全でお亡くなりになられました」 やなせさんは、今年8月の下旬から入院していた。入院中も、来年公開予定の新作映画やテレビアニメの制作指示などを出していた。 鈴木氏によると、「元気そうな様子だった。何年も前から、病院を別荘代わりにして、リフレッシュで入院をするようなところがあったので、われわれは心配はしていませんでした」という。 今月12日の午後10時ごろにスタジオのスタッフが訪れた際には明瞭な受け答えをしていたが、深夜2時ごろに病院から心電図の具合が