【ソウル澤田克己】韓国の客船沈没事故直後、船内に取り残された人をかたるメッセージがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などに投稿された問題で、警察当局は23日、情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反容疑で、12歳少女と15歳少年を摘発した。聯合ニュースが報じた。 報道によると、少女は、携帯電話の無料通信アプリに「いま船の中。男子も何人かいて、女子も泣いている」などと投稿。調べに「早く救助されればという思いで、生きているかのように書いた」と話しているという。 沈没後に送信された多数の偽メッセージは、瞬く間に拡散し、行方不明者の家族ら多くの関係者の感情を乱した。その後、警察はすべて偽メッセージとみられると発表していた。