JKAは24日、競輪競走におけるギア倍数を4・00未満とする範囲設定を発表した。22日に開かれた「第1回運営調整部会」で決定され、今年12月31日を節の初日とする開催から実施される。 4・00を超える倍数でレースに挑む“大ギア化”はここ数年顕著となり、今では主流となっている。その一方で、選手の身体生命を脅かしかねない落車がさらに増加する恐れがある現況、大ギアによるレースの単調化の指摘が多かったことを鑑み、倍数範囲の設定を決めた。 これによって最大は現在の4・58(前55÷後12)から、3・93(前55÷後14)となる。