フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(19)=ANA=が14日、五輪王者として臨む来季のショート、フリーの新プログラムの振り付けのため、師事するブライアン・オーサー・コーチ(52)の指導拠点、カナダ・トロントに向け、成田空港から出発した。 11日に終了した青森県内でのアイスショー後、実家のある宮城・仙台に帰省し2日間休養。ほとんど休む間もなく、新たなスタートを切った。すでに「挑戦と変化」を掲げ「将来的にはいろんなジャンプを跳びたい」と話していたように、新たな武器として4種類の4回転ジャンプへの挑戦も。五輪で跳んだトーループ、サルコーに加え、さらに難度の高いループ、ルッツの習得も目指す。 来季は歌声の入った曲の使用が認められる新ルールが導入され、ジャンプの明らかな踏み切り違反で基礎点を70%に減らすなど厳格化した採点方式も適用される。4種類の4回転ジャンプと新曲が融合し