ふつうの社会生活が送れないほど強い疲労感が続く「慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄〈せきずい〉炎)」について、厚生労働省は、患者の日常生活や、実際の診断・治療状況を把握する調査を始める。重症で寝たきりに近い患者も少なくない病気だが、実態がはっきりしていないためだ。調査結果を診断や治療法の確立に役立てるほか、患者の支援につなげていく。 慢性疲労症候群は、強い疲労感や頭痛、脱力感などの症状があり、患者は国内に約30万人いるとも推計される。しかし、原因不明で治療法はないうえ、症状を客観的な数値で表しにくく、「怠けている」という偏見もある。診断基準も確定しておらず、難病の医療費助成の対象外で、障害者総合支援法の福祉サービスを受けられる患者も限られている。 このため厚労省は、聖マリアンナ医大の遊道(ゆうどう)和雄・難病治療研究センター長らに委託し、患者の食事や歩行、排泄(はいせつ)といった日常生活上の
大阪府薬剤師会(府薬)は、府内の会員薬局の情報を提供する検索サイト「保険薬局検索システム」のスマートフォン版を公開した。GPS(全地球測位システム)を活用し、最寄りの保険薬局の開局状況を知ることができるほか、府薬が開発したお薬手帳アプリ「e-お薬手帳」に対応している薬局を調べることもできる。【敦賀陽平】 同サイトでは、▽地域別▽住所▽薬局名▽電話番号▽現在地(GPS)―の5つのメニューから薬局を検索できる。地域別の検索では、開局時間や在宅医療への対応、お薬手帳アプリの利用の可否など、詳細な条件を設定して薬局を絞り込むことも可能だ。 府薬ではこれまで、パソコンと携帯電話向けの検索サイトを開設していたが、スマホへの対応は行っていなかった。スマホ版の公開に合わせ、お薬手帳アプリに対応している薬局を検索できる機能をパソコン版のサイトに追加した。府薬によると、現在、同アプリを利用できるサイト内の
厚生労働省は8日、新たに東京都内でデング熱6人の感染者が確認されたと発表した。いずれも最近の海外渡航歴はなく、東京・代々木公園とその周辺を訪れていた。重い症状の患者はいないという。国内での感染者は計80人となった。 厚労省によると、新たにデング熱と確認されたのは東京都の20代〜60代の男女6人。デング熱の国内感染が確認された後に代々木公園を訪れて感染した人はいない。 デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで高熱や関節痛、発疹などが出る感染症で、人から人へは感染しない。厚生労働省は「蚊に刺された後に高熱や目の痛みなどの症状があった人は、早めに医療機関に相談してほしい」としている。 一方、東京都が設置した専用相談電話には、7日までに1427件の相談があった。専用相談電話は03・5320・4179。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く