自動販売機を燃やして釣り銭を盗んだとして、警視庁少年事件課は10日、いずれも東京都葛飾区に住む区立中学2〜3年(14〜15歳)の男子生徒6人を窃盗と器物損壊容疑で逮捕し、区立小6年の男子児童(12)を補導したと発表した。 9月14日以降、葛飾区や隣接する埼玉県八潮市などでは同様の手口で30台以上の自販機が荒らされる被害が発生。少年事件課は、供述などから生徒らがうち14台の事件に関与したとみている。 逮捕容疑は9月14日、葛飾区の自販機2台の釣り銭口に火を付けたトイレットペーパーを突っ込み、自販機を燃やして釣り銭約1万3000円を盗んだとしている。7人はいずれも容疑を認め、インターネットの掲示板で手口を知ったと話しているという。 同課は10月にも、5件の自販機荒らしに関与したとみられる高校生と中学生の計3人を器物損壊容疑などで逮捕しているが、今回の7人とは別のグループとみられる。【林奈