共産党は18日、議席数を8から21に伸ばした衆院選後初となる衆参合同議員会議を国会内で開いた。新人らが自己紹介を兼ねて「安倍政権の暴走を止める」「消費税10%を絶対ストップさせる」などと抱負を語るたびに拍手と歓喜の渦となり、志位和夫委員長は「皆さんはどこでも論戦をやれる力を持っている」と満足そうに語った。 会議には衆参両院32人のうち30人が出席した。このうち14人は新人。新鮮な顔ぶれを前に志位氏は冒頭、「この躍進で国民に対する責任が一段と重くなった。大奮闘で国民の期待に応えよう」と呼び掛けた。 志位氏は具体的に(1)論戦力(2)提案力(3)国民との共同を発展させる力−の3点の強化を提唱。特に衆院選で21議席を獲得したことで、参院に続き衆院でも予算を伴わない法案を単独で提出できる勢力となったことを強調し、法案提出に積極的に取り組む意欲を示した。 新人議員らは「国民の怒りの声を安倍政権