青森県は14日、八戸市田面木外久保の飲食店営業「スリースポットよしなり」=有限会社スリースポットよしなり経営=が製造した弁当を食べた男子高校生13人が、ノロウイルスを原因とする食中毒を発症したと発表した。入院者はなく、全員快方に向かっている。県は食品衛生法に基づき、同社に対して14〜19の6日間の営業停止を命じた。同社は13日から営業を自粛している。 県保健衛生課によると、10日に市内の医療機関から「下痢や嘔吐(おうと)の食中毒症状の患者が複数いる」との通報が八戸保健所に入って発覚した。調査の結果、8日に行われた市内の高校の部活動で、参加した100人に昼食として同弁当が配られ、うち13人に症状が出たという。 症状が出た13人と同店の従業員2人の便からノロウイルスが検出され、共通する食品が8日に製造した弁当に限られることから、食中毒と断定した。弁当にはご飯のほか、ハンバーグや焼きそば、炒