【ニューヨーク時事】米運輸当局は20日、自動車部品大手タカタが製造したエアバッグの欠陥問題に絡み、同社に1日当たり1万4000ドル(約166万円)の罰金を科すと発表した。当局の調査に対する協力が不十分なことが理由。 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、欠陥エアバッグの調査に関して昨年末にタカタに内部資料の提出などを命じたものの、タカタの協力が不十分だったと説明している。 フォックス運輸長官は声明で、「タカタの不十分な協力姿勢は受け入れられない」と強く非難。十分な協力が得られない限り、罰金を科し続ける考えを示した。