[27日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し小幅安となった。3月の米雇用統計の発表を翌週に控え、ドルを積極的に買う動きは限られた。 ドルは当初、イエレン議長がハト派的な発言を行うとの思惑から売られていたが、利上げを検討していると強調した点がややタカ派と受け止められ、下げを一部縮小した。 <債券> 米国債価格が上昇、利回りは低下した。ショートカバーや月末の調整買いがみられた。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が午後行った講演内容は、年内利上げの可能性をめぐり、ややタカ派的と受け止められ、利回りは一時的に上昇する場面もみられた。 <株式> 小幅ながら5営業日ぶりに反発して取引を終えた。半導体分野の合併・買収(M&A)への期待が相場を押し上げ、前日までの4日続落から持ち直した。 半導体大手のインテルが同業のアルテラを買収すると報じられ、インテルは6.4%値上がりした。ア