10日午後0時25分ごろ、浜松市東区白鳥町の「三立製菓白鳥工場」で、「従業員が気分が悪いと訴えている」と119番通報があった。ガスの火を使って焼き菓子を製造する作業をしていた従業員の男女7人が頭痛や吐き気などの症状を訴え、救急搬送された。いずれも命に別条はないという。 浜松東署によると、同じフロアでは10数人が作業しており、うち1人が午前中から体調不良を訴えていたという。同署では一酸化炭素中毒の疑いもあるとみて、原因を捜査している。 同社は人気商品「源氏パイ」などで知られ、白鳥工場では「カンパン」や「かにぱん」などを製造しているという。