午後の昼下がりに小さな子どもたちが、みんな一緒に昼寝をしている。保育園でよくある光景と思われてきた昼寝が、最近は見られなくなりつつあります。平成21年に厚生労働省の保育所保育指針が改定されて、保育園で日課とされてきた昼寝が見直されたからです。 赤ちゃんは、眠ったり目覚めたりを短い時間で繰り返して、成長します。この眠り方を「多相睡眠」といいます。1歳くらいになると、夜にまとめて長い時間眠るようになりますが、昼寝もある程度の時間とります。 睡眠には個性があるので人それぞれですが、3歳くらいになると昼寝をしなくなる子どももいます。小学校に入ると、昼寝をする子どもはほとんどいなくなります。これは昼に眠くならないのではなく、友達で昼寝している子がいないとか、学校には昼寝をする場所がないことが原因です。 1日の眠気の変化から見ると、午後2〜4時には眠気のピークが来ます。できればこのときに昼寝をす
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