まだ、あまり馴染みがない名前かもしれませんが、実はひそかに患者さんが増えている不眠症に、「むずむず脚症候群」というものがあります。 これは夕方から夜、特に布団に入って眠りかけたときに、脚がむずむずして眠れないというのが特徴です。もし、あなたがベッドパートナーから、「眠っているときによく脚を動かしている」と言われているなら、この病気の可能性があります。 次のような症状があると、むずむず脚症候群と診断されますので、下記をチェックしてみましょう。 □異常感覚のために、脚を動かしたいという欲求が強い 主にふくらはぎや足の甲、足の裏に、痛みや不快感を感じます。異常感覚は人によって、虫が這う感じやむずむず感、かゆい、火照るなどと表現されます。 □睡眠中に落ち着きなく、脚を動かす 脚の不快で耐え難い異常な感覚は、脚を動かしたり、床にこすりつけたり、あるいは冷やすと楽になります。そのため睡眠中