和歌山県田辺市本宮町で17日、千羽近いトビの大群が確認された。地元住民らも異様な光景に空を見上げていた。日本野鳥の会県支部の津村真由美副支部長は「寒波の影響で南下してきた群れの可能性がある」と話している。 トビの大群が見られたのは、熊野本宮大社の旧社地大斎原(おおゆのはら)周辺の上空。午後3時ごろ、次々と姿を現したトビは低く飛んだり、高く飛んだりして宙を舞った。時折「ピーヒョロヒョロ」と高い鳴き声を発したり、カラスの威嚇に遭ったりしていた。 津村副支部長は「今まで100羽ぐらいなら見たことはあったが、これほどの大群は見たことがない。今年は寒波の影響で珍しい鳥が県内に飛来しており、紀南地方でも見られるかもしれない」と話している。 トビは全長60センチ余り、羽を広げると1・6メートルほどになる大型のワシタカ類。紀南地方では留鳥として普通に見られ、最もなじみのある猛きん類。主に動物の死骸や
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