[ベルリン 27日 ロイター] - 独ビルト紙は27日、乗客乗員150人全員が犠牲となった格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機事故で、故意に機体を墜落させたとみられている副操縦士が、6年前に「深刻なうつ病」を患い、精神療法を受けていたと報じた。 フランスの検察当局は、墜落機から回収されたボイスレコーダーを解析した結果、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が機長をコックピットから締め出し、同機を故意に降下させ墜落させた可能性があると発表したが、その動機は明らかにされていない。 ビルト紙は内部資料やジャーマンウィングスの親会社であるルフトハンザ<LHAG.DE>の関係筋から、副操縦士が計1年半、精神療法を受けた経験があると報道。これら関係資料は、ドイツ当局が調べた後でフランスの捜査当局に渡されるという。 ルフトハンザのカールステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は26日、記者会見
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