インドネシアで発見されたホモ・フロレシエンシス(左)と現代人の頭蓋骨。インドネシア・ジャワ島中部ジョクジャカルタにあるガジャ・マダ大学で(2004年11月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/AGUS SUPARTO 【2月16日 AFP】インドネシアの島で約1万5000年前に絶滅したとされる小型のヒト属ホモ・フロレシエンシス(Homo floresiensis、フローレス原人)は、現生人類としても知られるホモ・サピエンス(Homo sapiens)ではなく、まったく別の種だったとする研究論文が15日、発表された。ホモ・フロレシエンシスの扱いをめぐっては、専門家の間で意見が割れている。 身長が極端に低いことから「ホビット」との愛称をもつホモ・フロレシエンシス。その化石は、2003年に同国フロレス(Flores)島で発見された。 ホモ・フロレシエンシスをめぐっては、初期人類から枝分かれしたとす