『インベスターZ』には、経済の歴史を学べるシーンが散りばめられている(「お金の歴史編」はこちら)。学校の授業で習う機会が少ない「経済史」をわかりやすく学べるのが、『インベスターZ』の魅力の1つだ。今回は、日本人が意外と知らない「戦争中の経済・社会」についてのシーンを3択のクイズ形式でまとめた。 【第1問】戦争の資金は誰が出したか? 1930年代、日中戦争から太平洋戦争にかけて、日本政府は増え続ける戦費調達に困っていた。有名な戦艦大和は、1隻の建造費が1億1759万円に上り、その年度の一般会計歳出の約4.3%を占めた。平成27年度の一般会計予算は約96.3兆円なので、現代に当てはめるとなんと4兆140億円以上! これだけでも莫大な拠出だ。一体どうやってこのお金を調達したのだろうか? 1.軍需産業で潤う企業への税金を増やした 2.富裕層に対して増税をした 3.一般国民の貯金を使った 【答え】3