今回は Munin グラフについて考えます インフラエンジニアの皆さんであればサーバーの状態を把握するために、Cacti, Munin, Zabbix 等のツールを使いロードアベレージ等の数値をグラフ化していることと思います。 今回はどういったグラフを見ておけばよいかを考えます。 私の場合は普段は Munin を使っているため、今回は Munin に特化した話です。 ただ、グラフに対する考え方についてはすべてのツールで共通ですね。 グラフ化する目的は下記の 2点だと思われます トラブル発生時の状態把握を迅速に行うため 中長期でのリソースの消費量増加具合を把握し、パフォーマンスチューニングやリソース増強の前提データとする グラフの用途その1 (トラブル発生時の状態把握を迅速に行うため) 何かサーバートラブルが発生した際には、どこかの箇所で何かの変化が起き、その結果としてサーバートラブルとなっ