マークダウンで書く必要性 職業としてソフトウェアを書くには仕様書が必要です。ジョエルのいう機能仕様書でもなんでも良いですが、ソフトウェアには動きを定義した文書が必要なことは皆さんもご承知のとおりです。 現在、日本のソフトウェア開発現場では仕様書といえば未だにエクセルやワードをお使いの組織も多いと思います。特に企業が最近のツール導入に貪欲でなく、今までのやり方を重視してきた場合、その傾向が強いと思います。 この仕様書環境へマークダウンを持ち込むと、飛躍的に生産性が高まる可能性があります。たとえば仕様書がテキストファイル化されることでバージョン管理システム上での変更管理が容易になり、GitHubのようなプルリクエスト型の業務フローと連動できます。Jenkins等の自動化システムとの相性も高まります。 エクセルやワードを使いつづけることによって、生産性を向上する機会を逃している可能性があります。